タダリスSXについて

タダリスSXはインドのAjanta Pharma Limited により、製造販売されているシアリスと同様の成分にて製造されたED治療薬です。

服用方法はシアリスとほぼ同じで、服用後1時間~4時間(個人差あり)にて効果を発揮してくれます。

飲食について軽食程度なら問題ないようですが、出来れば空腹状態で服用した方が最大の効果が発揮される様です。

従って、食事の3時間前に服用しその後、営みに励まれるのが良いでしょう。

効果持続時間は最長36時間とも言われていますが、性的刺激が無いと勃起状態には至らないので、絶えず勃起状態で外出も出来ないと言う事はありません。

副作用は他のバイアグラやレビトラよりも少ないと言われていますが、人により症状の度合いは異なりますが、火照り、めまり、目の充血等が現れる事がありますので、症状が重篤な場合は医師への相談をお勧めします。

ED治療薬メガリスについて

Macleods(India)社製でシアリスの主成分であるタダラフィルを20mg含有しており、効果は勿論シアリスと同等です。

タダラフィルは水に溶けにくい為、体内への吸収が遅いため、性行為の2時間~3時間前に服用すれば十分な効果が得られ、効果持続時間は24時間~36時間とED治療薬として最長と言われています。

バイアグラ系の場合は空腹状態で服用しないと、十分な効果が得られないとされていますが、シアリス系のED治療薬は軽食程度(800Kcal)の飲食なら殆んど影響されず、十分な効果を得ることが出来るとされています。

しかし、いくら軽食程度と言っても固形油が多く含まれている食品は避けた方が無難です。

なぜなら固形油分が胃壁に張り付き薬の吸収を妨げるからです。

又、副作用は少ないとされていますが、人により火照り、めまい、頭痛、下痢等の症状が出た場合は服用を止め、医師へ相談されることをお勧めします。

ED治療薬シルデナフィルについて

シルデナフィルはインドCyno Pharmaceuticals Ltd. 社製で成分は名前通りクエン酸シルデナフィル100mgで、バイアグラのジェネリック品です。

最初はピルカッターで半分にカットし、服用され効果の度合いにより、最大1日1錠に増やして下さい。

1日24時間以内は1錠が最大服用限度です。

基本的な服用方法は空腹時、行為の1時間前に飲むのが一番効果を発揮させることが出来ると言われています。

副作用も非常に少ないと言われていて、あなたの性活を充実させてくれるでしょう。

万一重篤な副作用が出た場合は医師への相談をお勧めします。

飲食は空腹時に服用し1時間経過後であれば既に体内に吸収されている為、あまり問題はありませんが、出来るだけ油分の多い料理は避け、お酒も程々にすれば、お酒によるリラックス効果も加わりより一層、性活をエンジョイする事が出来ます。

ED 治療薬カベルタについて

カベルタはランバクシー社が製造販売していましたが、販売権は現在サンファーマー社が持っています。

ランバクシー社はインド以外にも世界6ヵ国に工場を保有、150ヵ国以上との販売実績がある会社です。

バイアグラのジェネリック品ですので、その主成分はクエン酸シルデナフィルで100mg 含有していますので、半分の50mg にカットして服用出来ますので、コストパフォーマンスに優れています。

錠剤はユニークな赤色をしていますが、見かけとは違い、男性用ED治療薬です。

EDの原因とされる酵素PED-5の抑制効果があり、血管を拡張し血流を促す効果があります

空腹時にアルコール類以外の飲み物で服用し、効果は約1時間経過後からが目安です。

効果のパフォーマンスを向上させる為にはアルコール類は控えめにし、空腹時に服用する事が重要です。

バイアグラ同様、体質にもよりますが、副作用(火照り、めまい、目の充血等)もありますので、これらの症状が重篤な場合は直ちに医師へ相談することをお勧めします。

ED治療薬 ビゴレについて

製品の見た目は鮮やかな赤色でキャンディーを想像してしまいますが、実はバイアグラ系ジェネリック品で、ED治療薬です。

成分はクエン酸シルデナフィルでバイアグラと同じですので、その効能は期待してよいでしょう。

パッケージのデザインは女性用の薬の様ですが、まぎれもなく男性専用の薬です。

服用方法はバイアグラと同じで空腹時、性行為の1時間前に飲めば効果を最大限に発揮してくれることでしょう。

日本で入手出来るバイアグラはクエン酸シルデナフィルを50mgしか含んでおらず、現行の量で満足いかない方は100mgの実力を実感して下さい。

50mg で十分だと言われる方は半分にカットすれば経済効果も更に向上します。

飲食後の服用は効果を最大限に発揮させる事が出来ないので、注意が必要です。

又、副作用もバイアグラ同様、火照り、目の充血、めまいとの症状を発症する場合はがあり、ひどい症状が出た場合は服用を止め、医師へ相談して下さい。

 

ED治療薬の過剰摂取

■ED治療薬の誤認識

ED治療薬は効果効能が確立されていますが効果が思うようにいかないという事から自己判断で過剰摂取(1錠ではなく2~3錠を同時服用)してしまう方がいます。実際に効果があったということで継続服用される方がいますが副作用の危険性は非常に高くなります。ED治療薬は用法用量、 つまり使用する量・使用する頻度などが厳密に規定されています。長年の臨床試験・動物実験を安全性が保障されるまで何度も繰り返し正確な用法用量を導きだしているのです。その為逸脱した服用方法は一時的な効果が見込めても強い副作用を併発して逆効果になってしまいます。医療機関でも誤って規定錠数・容量を服用した場合は性行為は止め、過度の運動も控えできるだけ早い段階で医師の診療・アドバイスを受けるように推奨しています。大量服用に関して、 ED治療薬メーカー ※バイアグラ(シルデナフィル)、レビトラ(バルデナフィル)、 シアリス(タダラフィルの各開発・生産メーカーの検証した報告・レポートは非常に細かく正確に記載してあります。過去の事例を元に不適切な服用は控えるようにしましょう。服用量を増やすより、空腹時にアルコールなどを控え体調の整った状態で服用することが一番効果的という事を認識しましょう。

■依存性と習慣性

ED治療薬服用者の中にはこのままED治療薬がなければ一生EDは改善されないのであろうかまた次第に効き目が薄れてきて効果が無くなってしまうのではないかと危惧される方がいます。しかし実際はED治療薬(バイアグラ・シアリス・レビトラ)を依存性を誘発する物質は入っておらず、また飲み続けることによって効果が低下する事例も報告はありません。加齢と共にEDが進行する場合はありますが医薬品も効能に関して変化はありません。規定成分量であれば十分に効果が現れます。バイアグラ25mg(含有成分:クエン酸シルデナフィル)を服用して効果が今一つであれば日本の医療機関で許容範囲とされている50mgまでは問題はありません。個人輸入で海外製品を入手する場合100mgの製品がありますが自己の判断で使用することとなります。先述したように成分量ではなく服用環境が一番重要である事には変わりません。服用量を増やし頭痛・めまい・動悸といった副作用が強く起こってしまっては性行為をサポートするというED治療薬本来の役目を損なってしまいます。現在ED治療薬は保険適用ではなく高価な医薬品の部類になります。適量で効果的な使用を医療機関は切望しています。

EDの薬を空腹時に飲んでも効かない

バイアグラ等シルデナフィル成分のED治療薬は空腹時に飲まないと効果が出ない又は出ても期待通りの効果が出ないと言われています。

しかし、いくら空腹時に飲んでも効果が出ず焦ってしまう事があるので、その落とし穴について説明します。

食後 4~5時間経過し、お腹も空腹に近いと自分では感じていても食事の内容により 6~7時間経過しても胃腸の内壁に油膜が張ったままの状態が続き薬の吸収を妨げるということがあります。

特に固形油の多い食事を取った後はこの様な現象が起こります。

行為をしようとする時は先ず食事の内容から気を付けていく必要があります。

・出来るだけ油分の少ない料理にする。

・腹7~8分目程度抑えている。

・アルコール類は度数の低いものを少量にする。

・空腹時にED治療薬服用後、30分以上経過してから軽く食事をする。

一般的にバイアグラ系のシルデナフィルを主成分とするED治療薬は空腹時に服用する事を進めています。

シアリス系のタダラフィルを主成分とするED治療薬は軽食程度食事内容であれば食後でも大丈夫と言われますが、やはり空腹時に服用する方が十分な効果を出せる事は間違いありません。

又、レビトラ系のパルデナフィルを主成分とするED治療薬は比較的食事の影響を受けにくいと言われていますが、やはり固形油の食事は避けた方が無難です。

あまり知られていないのですが、EDの治療薬を服用の前後にグレープフルーツの摂取をすると良くないと言われています。

これはグレープフルーツに含まれる成分がED治療薬の成分の体外に排出する役割のある代謝酵素CYP3A4を阻害する為、代謝が遅くなる為です。

これにより、思いがけない副作用が出る事もあり、グレープフルーツのみならず柑橘系の摂取はさけた方が無難です。

個人輸入と代行業者

昨今、インターネットでの商品購入が増加し、運送業者の労働条件の悪化が物議を醸していますが、インターネットでの購入は国内のみならず、海外の商品まで比較的手軽に購入(個人輸入)出来る様になりました。

先ず個人輸入のメリットとして

<国内で入手できない商品を購入出来る>

・国内で未発売の製品や国内販売未定の製品の購入。

・国内で購入出来るが、規制があったり、価格が高い場合、比較的手軽で安く購入が出来る。

<輸入制限> 

しかし、個人輸入もあくまで法律や規制に基づき購入する事が必要で、例えば医薬品、化粧品もわりと自由に購入は可能ですが、数の規制は生じます。

これは他人への転売や譲渡を防ぐ目的もあり、明らかに個人で使用するのに逸脱したした数量の購入は出来ません。

又、医薬品や化粧品は薬事法と言う規制もあり、代行業者任せではなく個人で調べる事も落とし穴に落ちない方法です。

例えば近年個人輸入が盛んになっているジェネリック医薬品に関しては一度に輸入(購入)出来る数量が、1か月分(30日)です。

つまり、1箱4錠入り(1回/1錠/1日)とすれば、7箱28錠がリミットとなります。

サブリメントの様な2回/数錠/1日という場合は1日の服用錠数*30日=輸入(購入)可能数と言うことになります。

<返品や代引きはできない>

個人輸入代行業者は、手続を代行しているだけで、売買契約自体は、顧客と海外の会社が行っていることになるので、入金後のキャンセルや返品は基本的にできません。

また、着払いや代金引換といった決済方法もとれないのが普通です。

そして、海外からの発送になるので、到着までに時間がかかります。2週間程度は時間がかかると考えておいたほうがいいでしょう。

<説明書が付かない又は日本語の説明書が付くない>

個人輸入で購入する場合、日本語の説明書は基本的についてきません。

使用上の注意事項などは、自分で調べて、万一の事故が起こらないようにしなければならず、購入も服用も全て自己責任と言う事になります。

<課税対象になることも>

個人輸入もあくまでも輸入という行為ですのfで、1万円以上の購入時は課税対象となることがあります。

課税が掛かるもの、掛からないもの自分で調べておくことが重要です。

これらの内容を考慮し、信頼のおけそうな、輸入代行業者を選ぶことが重要です。

 

ED治療薬の推移

■ED治療薬の黎明期

近年ED治療は日々変化しており、過去にはなかなか社会的な認知がされておらず治療に積極的な人間も多くはおりませんでしたが現在は医療技術の進歩と共に様々な問題が解決されています。
ED治療薬は1990年代後半からファイザー社が開発したバイアグラが革命的な効果を発揮して社会現象にまでなりました。いままで勃起不全を加齢による治療不可の成人病としてとらえていましたがED治療薬を服用することにより一時的であっても勃起可能状態になる事に大きな期待と喜びを与えてくれるようになりました。
当時はED治療薬といえばバイアグラしかなくまたアメリカで認知度が高く効果はもちろんのこと有名で安心感があるため日本国内でも多くの治療者に愛されてきました。その後後発医薬品の開発も進みましたが依然としてバイアグラの人気は不動のものとなっていました。やはり最初に服用し目に見える効果があったブランド医薬品には信頼感があり人気は不動のものとなっていました。

■ED治療薬志向の変化

ED治療薬バイアグラは画期的な効果と認知度を誇りましたがインド製のジェネリック医薬品の躍進と新成分のED治療薬が市場に出回ると様相は変わってきました。バイエル社のレビトラは飲食の影響を受けにくいことが大きな反響を生みバイアグラよりも使用者が増えるという現象が生まれました。レビトラは有効主成分バルデナフィルを含有したED治療薬であり、体内への消化吸収が早い為胃に内容物があってもあまり影響をうけない効果があります。どうしても性行為時に緊張を和らげるため飲酒・飲食を求める人が多くその需要にこたえる形で瞬く間に社会の認知度が高くなりました。レビトラの利便性と有効主成分量が海外基準の最大20mgまで処方されており、バイアグラ50mgでは効果が今一つであった使用者が求めるようになってきました。その後シアリス(有効主成分タダラフィル)も幅広く受け入れられ、ウィークエンドピルと呼ばれるほど長時間のマイルドな効果が持続するED治療薬(効果時間約36時間)は使用者のニーズに合った製品といえるでしょう。治療者のアンケートでは強力な効果よりも自然な勃起で自然な性行為を求めるひとが多いことがわかり、ED治療薬の発明当初はバイアグラのような勃起が起これば満足から実際の心身ともに無理のない性行為に合った医薬品が選ばれています。

■ED治療薬の汎用性

ED治療薬バイアグラの有効主成分クエン酸シルデナフィルは当初狭心症の薬として管拡張効果、血流改善の目的で開発された医薬成分です。その為酸素の運搬能力を高める効果が期待できるためバイアグラをスポーツや登山(大量の酸素を必要とする運動)などに使用するかたもいます。性行為以外で使用する場合は有効成分量が多い必要は無くおよそクエン酸シルデナフィル25mgで十分だとも言われています。使用者の中には自分でピルカッターを購入して半分に割って使用しています。しかし性行為以外の用途や自身で服用量をコントロールすることに対しては医師への相談が必要となります。性行為も運動も心肺機能への影響がありますので過度な負荷を与えないようにすることが継続して充実したライフワークを送ることになります。

■ED治療薬今後の変化

日本国内でも昨今国内産ジェネリック医薬品が市場に流通し始めました。東和薬品やキッセイ薬品などがバイアグラのジェネリック医薬品が伸びています。これは価格の安さと日本製である安心感が市場のニーズにマッチしたものだと考えられます。さらにバイアグラODフィルムといわれる口内で溶かして使える吸収性の高い製品が処方されるようになりました。これは財布や名刺入れに入れることができる携帯性の高い製品となっています。

有効成分アバナフィルについて

勃起不全治療薬に新たな薬が加わりました。有効成分名はアバナフィル(Avanafil)です。研究によるとアバナフィルは服用後わずか30分ほどで効果が現れると言います。

アバナフィルの効果を証明するための研究では勃起不全を患う男性約650人を対象として行われました。試験的に使用した成分の最高容量(200mg)では約80%の男性が勃起をすることができました。

テキサス州のある泌尿器科の医師は、今までの勃起不全治療薬が効かなった男性にとって新たな選択肢になり勃起不全が改善される可能性が高いと言っています。

アバナフィルの製薬会社のVivus社は、アバナフィルの効果は30分で現れ始め約6時間効果が持続すると言っています。

さらにある研究では勃起不全の男性をグループで分けてアバナフィル50mg、100mg、200mgまたは有効成分を含まないプラセボを飲んでもらいその研究結果をまとめました。

・プラセボを服用した男性で勃起できたのは27%

・アバナフィル50mgを服用した男性で勃起できたのは41%

・アバナフィル100mgを服用した男性で勃起できたのは57%

・アバナフィル200mgを服用した男性で勃起できたのは57%

アバナフィルの副作用の報告では頭痛があり、服用した男性の約5.7%に現れました。その他で報告された副作用では、めまい、鼻詰まりなどです。

アバナフィルは市場に出回っている3大勃起不全薬(Viagra、Cialis、Levitra)と同じ働きをします。これらの薬はPDE-5と呼ばれる酵素を阻害し勃起を促します。

Vivus社の報告によればアバナフィルはViagra、Cialis、Levitraよりも早く効果が現れ始めることに加えて副作用も少ないと言っています。

勃起不全治療薬:ステンドラ

2012年にFDA(食品医薬品局)は勃起不全の治療薬としてStendra(アバナフィル)を承認しました。

Vivus社が製造するStendraは現在世界で販売されている勃起不全治療薬( Viagra、Cialis、Levitra )と同じ系統の医薬品です。FDAの調査によれば米国にはすでに3000万人もの男性が勃起不全を患っていると言います。

Stendraはその他の勃起不全治療薬が効かなかった男性にとって新たな希望につながるとFDAは述べています。

この薬は臨床試験において一部の男性にはわずか15分しか効果が出ませんでした。また別の一部の男性には6時間以上効果が持続したと言います。

またこの臨床試験で勃起不全を患っている男性の77%はStendraを服用した後正常な勃起をすることができ、プラセボ錠(有効成分の入っていない錠剤)を服用した男性は54%が勃起をすることができました。

Stendraの有効成分であるアバナフィルの主な副作用は、今までに販売されている勃起不全とさほど差はなく頭痛、体のほてり、鼻づまりなどです。まれに重篤な副作用として色覚障害、視力障害、聴力障害、などがあります。また硝酸剤を服用中の男性はStendraを服用しないでください。両者とも血圧を危険なレベルまで低下させ命に危険を及ぼす可能性があるためこれらの薬は併用禁忌薬となっています。

韓国で大量のニセED治療薬摘発

中国から非合法で取り寄せ

 韓国内でニセモノの勃起不全治療薬が流通しました。仕入れ元は中国本土からの取り寄せたものだといわれています。流通した時価総額は120韓国ウォン(約12億円)にも上るといわれており、韓国内で流通させた業者が摘発されました。ニセ勃起不全薬は含有成分が不明確であり、どのようなものが入っていたかわからないような薬品でした。しかしながらこのニセ薬はすでに数十億韓国ウォン(数億円)ほど売られてしまった状態でした。

■摘発現場のレポート

カメラマンが現場を撮影しています。回していたカメラが写したものは乗り込んでいたトラックを捨てて逃げる男性を食品医薬品安全省の捜査官が追いかけているところです。

乗り捨てられたトラックの車中には中国国内から密輸で持ち込んだニセのED(勃起改善治療薬)が大量に発見されました。形状を正規のED治療薬に真似て製造したものもあれば一件勃起改善治療薬には見えないようにボタン状の形にカモフラージュされた製品も発見されました。

その後中国から受け取ったニセ薬を包装している韓国ソウルにあるモーテルと一般の家庭を捜査官が家宅捜索した映像が流れます。立ち入った部屋の中にはいたるところに薬品のボトルや薬品説明書が発見され違法薬品の製造現場が鮮明に現れてきました。また室内にある冷蔵庫の中から札束も押収されており大金が動く流通元の現場であったことがうかがえます。今回摘発された錠剤は全部で63万錠にものぼり、薬品ボトルも含めた販売製品としての時価総額は126億ウォン(13億円)にも達しました。

■摘発規模~食品医薬品安全省 チーム長よりの報告~

勃起改善治療薬の製造工程や密輸ではなく実際の流通段階で摘発されたものでは韓国国内最大規模となりました。麻薬組織と同じような形態でした。そして摘発されたもののうち26億ウォン(2億6千万円)は、すでに売られてしまったのです。販売された偽の勃起改善治療薬はどのようにして出回るようになったかと言いますと飲食店や飲み屋・バーなどからアダルトショップまで幅広く入手経路があった為です。また地下鉄のトイレに張ってあるチラシから容易に電話をして購入することができるようでした。実際にチラシに記載してある電話番号に電話してみると、仕入時には数百ウォン(何十円)に過ぎない商品を数十倍の価格を提示して、すぐに届けますと言われました。

電話に出たニセのED(勃起不全)治療薬の販売業者は値段についてこのように答えています。

「(30錠)米国産は10万ウォン(1万円)、カナダ産は8万ウォン(8千円)、中国産は5万ウォン(5千円)で鐘路か江南で受けるか1時間以内に配達(お届け)が出来ます。」

もともと入手元も不確かなニセの医薬品を海外の正規品として販売していたのです。押収した製品を成分検査に回した結果、薬品に含有している有効主成分量が表記されている内容と異なることがわかりました。加えて違う成分の勃起不全薬を1錠に混ぜているケースも見受けられました。実際に医療機関で処方されているED(勃起不全)改善治療薬には適用量があり、それを超える摂取量は重篤な副作用をまねく危険性があることがわかっています。ニセの勃起改善治療薬は非常に危険な医薬品である事がわかりました。

■医師からの忠告~韓国江北三星病院 泌尿器科教授よりの提言~

市場に流通しているニセの勃起改善治療薬は成分と容量をまったく信頼できません。またコーティング剤に使用されている添加物の認可の下りていない成分も不明瞭な危険な物質を使用されている可能性が非常に高いです。もし容量が過多の場合、血圧を急激に低下し死亡にも至ることがあります。安易な考えで購入服用してはいけません。

現在は摘発した業者の2人を拘束しそのうちの1人を緊急逮捕にしました。食品医薬品安全省は逮捕した業者の発言を元に捜査の拡大をしています。

参考URL:

http://m.news.naver.com/hotissue/read.nhn?sid1=102&cid=1011835&iid=5037294&oid=214&aid=0000775059

天然由来の精力増強サプリメント

近年の勃起不全の増加は軽視できないレベルまで来ています。しかし勃起不全がホーニーゴートウィードという天然由来のサプリメントにより治療できるとしたらどうでしょうか?ホーニーゴートウィードは別名イカリ草とも呼ばれ男性の精力増強サプリメントとして注目を浴びています。日本の精力増強ドリンクなどにも使われる高級ハーブです。

ホーニーゴートウィードは長年にわたり勃起不全の治療薬として知られていました。今の技術があればホーニーゴートウィードが体にどのように作用し勃起不全治療の助けになっているかを調べることができるかもしれません。 勃起をするには血液を陰茎に正常に流れるようにしなければなりません。バイアグラのような勃起不全治療薬はPDE-5と呼ばれる酵素を阻害し血液が正常に陰茎に流れるように作用します。

ある研究チームはicariinと呼ばれるホーニーゴートウィードの主な成分がバイアグラと同等の作用をもたらすと言っています。また精力増強につながるハーブ類をいくつか調べましたが、その中でもicariinは最も強力な効果を期待できることがわかりました。

研究チームはicariinが陰茎への血流を阻害するPDF-5を阻害するか調べ結論を出しました。Icariinは天然由来の成分でありながらバイアグラ等の勃起不全治療薬と同等の作用をすることが分かりました。しかしサプリメント系の精力増強剤は天然で作れていると書いてあるにもかかわらずバイアグラの成分であるシルデナフィルが混入しているなど粗悪なものも多数ありこれについてFDA(食品医薬品局)が警告をしています。今回の研究で発見したicariinは今後の勃起不全治療に大きく役に立つことになると研究者たちは言っています。

シアリスのよくある質問

シアリスを服用しようと考えているのですが1錠飲むと効きすぎるのではないですか?

シアリス錠は含有している有効主成分量が3種類あります。有効主成分タダラフィルの量が5㎎、10㎎、20mgとあります。EDの度合いは個人差もあり適量はまちまちです。また過剰摂取は強度の副作用を誘発致しますのでED治療患者は医師の診断を受け正しい服用量を守らなければなりません。またシアリスの上限服用量は1回につきタダラフィル20mgまでと定められています。しかし過去には海外製品のシアリス(またはシアリスのジェネリック医薬品)で錠剤の含有量表示が50または100と記載(刻印)されているものが見つかりました。錠剤に明記はされておりませんがタダラフィル含有量が50mg,100mgであったとされています。この医薬品は海外品ではありますが規格外の製品で正規品ではありません。日本国内で処方されているED治療薬シアリスの上限20mgですが先発品のシアリス(米国イーライリリー株式会社)でも上限は20mgまでとなっています(海外製ジェネリック医薬品も同じ)。正規ではない製品は含有量超過の場合重篤な副作用を起こす危険性もあり、また効果の無いニセモノであっても製造過程で混入される添加物にはなにが入っているか不明確・不鮮明であり身体に及ぼす影響は計り知れません。シアリス上は効果時間の長い(約30~36時間)別名【ウィークエンド・ピル】と呼ばれているほど人気のあるED(勃起改善治療薬になります)。その為複製品(コピー製品)が出回る事は諸外国では珍しくありません。

■シアリスは有効主成分が1錠当たり20mgまでとされていますがバイアグラに比べて効き目が弱いのですか?

いいえ違います。シアリスは有効成分タダラフィルといいましてバイアグラの有効主成分はクエン酸シルデナフィルです。タダラフィルの1回の服用量は上限20mgでクエン酸シルデナフィルは100mgです。ここで誤解をするED治療者のかたも多くタダラフィルは効果が低いのではないかという質問をうけますが、そもそも成分が全く異なります。効果の特徴は違いますが成人男性が一度に服用可能な上限の構成となっています。しかし先に述べた海外製品で50,100と記載されているシアリスのニセモノをバイアグラの成分量と勘違いして購入するケースが増えています。海外の正規ではない製品の危険性は先に述べた通りですが正しい知識を持たないがために結果人体に悪影響を及ぼす可能性のある製品を入手してしまうことが起きています。海外製品も高品質で安価な製品も複数ありますがこれはすべて海外の成分検査をうけ各国の承認を受けた正規品になります。海外からの個人輸入であっても信頼性のある経路から購入して場合は問題は少ないと思われます。

■シアリスを飲むと性病予防に効果がありますか?

いいえ、ありません。シアリスは有効主成分タダラフィルを含有したPDE5(ホスホジテラテーゼ)阻害薬であり、クラミジアやヘルペスといった性病予防の効果はありません。また海綿体の血管を広げ、血流を良くして勃起をサポートする血管拡張剤です。つまり殺菌作用・抗生物質など性病に関わる効果は見られません。もし自身が性病にかかった場合はすぐにED治療薬の服用も止め、専門の医療機関・クリニックの診察を受けるようにしましょう。加えて直接関係が無いED治療薬ではありますが医師への説明として使用した医薬品を説明、または提示してより正確な診断・治療を受けるようにしましょう。これからの性生活に大きく影響することになりますのでそのまま医師に伝えるようにしましょう。医療機関・クリニックは様々な症例に対応していますので一人で悩まずに素直に医師につげ早期発見早期治療を心がけましょう。

 

勃起不全治療薬と難聴

FDA(食品医薬品局)は勃起不全治療薬であるバイアグラ、レビトラ、シアリスを服用している男性は難聴障害を引き起こす可能性があることを警告しています。FDAはバイアグラ、レビトラ、シアリスを服用中の男性で突然の難聴を訴えた男性が2010年までで少なくとも30人程いると報告しています。

バイアグラの重篤な副作用として聴覚障害を引き起こす可能性については認可時から認められていましたが、レビトラ、シアリスのラベルに関してはそのような記載はなかったと言います。バイアグラ、レビトラ、シアリスすべてにおいて聴覚障害を引き起こす可能性があることを懸念しています。

FDAの報告では肺動脈性高血圧症と呼ばれる致命的な肺疾患を治療する薬として稀にRevatioというものが使用されるがこれはバイアグラと同じクエン酸シルデナフィルを含んでいます。
この薬に関しても同様に聴覚障害を引き起こす可能性があると言っています。これらの薬を服用し聴覚障害を引き起こした男性は直ちにバイアグラ、レビトラ、シアリスの服用をやめ医師に相談することを勧めます。

またRevatioを服用中の男性に関しても突然の聴覚の異常を感じた場合は服用をやめましょう。しかし肺疾患を治療するための薬であるRevatioは服用を続けなければ効果がありませんし、生命に危険を及ぼしかねません。ですから専門の医師に相談し解決方法を見つけてもらった方が良いでしょう。

FDAは過去に勃起不全治療薬を服用中に突然の難聴を引き起こした男性を調査しました。結果バイアグラ、シアリス、レビトラを服用している男性が引き起こした聴覚障害はほとんどの場合、部分的な難聴もしくは完全な聴力の損失でした。しかし約3分の1の男性は一時的な難聴で終わったそうです。

またFDAの調査によるとRevatioを服用している患者も例外ではなく、聴覚障害が起きていることが分かりました。バイアグラ、レビトラ、シアリスが難聴を引き起こすことは完全には証明されていませんが、これらの薬は突然の聴覚障害を引き起こす可能性があることを分かっていた方が良いでしょう。

ED治療薬とEDの関連性

血圧が低いのですがバイアグラなどのED治療薬は服用できるのですか?

 服用はできますが十分な注意又は医師の診断が必要です。ED治療薬には血管をひろげ血圧を下げる働きがあります。その為あまりにも血圧が低いと服用は禁じられています。常用している降圧剤がある場合には非常に危険な場合もありますので以下のような数値の場合禁忌条件に当てはまりますのでED治療薬の使用中止、医師の診断・アドバイスを必ず受けるようにしなければなりません。バイアグラ錠、シアリス錠は、低血圧(最大血圧90mmHg未満、又は最小血圧50mmHg未満)の方。レビトラ錠は低血圧(最大血圧90mmHg未満)です。危険な状態になりますと性行為を行うどころか命の危険にさらされる場合もでてきます。今後より充実した性生活・健康的な生活を営む為にもED治療薬(ジェネリック医薬品含む)の服用は十分な注意が必要です。血圧と勃起不全は常に関連性があり重要な治療項目に入っております。独断で判断するのではなく正確な知識と服用方法をしっかりと理解して長寿になった現代社会で長く健康的な生活を営めるように気を付けていきましょう。パートナーがいる場合、相手の未来を考慮した健康管理を考えて治療することが望ましいです。

■血圧が高く主治医から注意を受け付けているのですがED治療薬の服用は大丈夫ですか?

主治医の指導を受けて、血圧を管理している場合問題ありません。しかしED治療薬の禁忌条件といったものがあります。血圧の範囲は高血圧(最大血圧170mmHg以上、又は最小血圧100mmHg以上)になります。この数値に該当するED治療者は処方薬(バイアグラ・レビトラ・シアリス)を控えなければなりません。また心臓病治療薬ニトログリセリンなどの強い作用のある処方薬を使用している場合には服用はできず必ず主治医の診断が必要になります。降圧剤についてもED治療薬との併用ができない場合、主治医とのカウンセリングを行い処方薬の変更など現在は様々な対応がおこなわれています。血圧が原因でED治療をあきらめないで解決方法を探していくことをお勧めします。最近では運動治療も進んでおり降圧剤を使用しなくても血圧を下げ、血流を安定させる治療法も増えております。医療機関もインターネットで多く紹介しており、気軽にメールなどでカウンセリングを行うこともできます。ED治療は心身の健康の指針にもなりますので隠さずに正直に専門医に打ち明け、相談することによりよい良い生活(性生活含む)を送ることができます。

■バイアグラを服用すると効果時間中はずっと勃起してしまうのですか?

いいえ、性的な刺激を受けた時に勃起するだけです。つまりバイアグラを服用しても性的刺激がなければ勃起現象は起きません。脳が性的刺激を受けることにより神経伝達が下腹部、陰茎部の海綿体に血液を集めるように指示をして勃起がはじまります。バイアグラに含有されている有効主成分(クエン酸シルデナフィル)は海綿体の血管を拡張させ血流改善を促す作用があります。持続的な勃起が数時間続くわけではありません。性的刺激・興奮を喪失した場合勃起は収まります。また射精した後も性的興奮が冷めて勃起抑制酵素PDE5(ホスホジテラテーゼ)の作用により勃起は収まります。勃起が収まった状態でありましてもバイアグラの有効主成分(クエン酸シルデナフィル)の薬効効果が残っている場合には再び性的刺激を受けることにより勃起が可能になります。バイアグラの薬効効果時間は約6時間になりますのでその間であれば複数回の勃起・性行為が可能となります。副作用は薬効効果時間中には起こりますがED治療薬の成分が体外に排出されると収まります。ED治療薬は勃起サポート薬であり、強力な精力剤ではない事を理解する必要があります。

 

抗うつ薬と勃起不全治療薬

うつ病に苦しむ男性は抗うつ剤の副作用により高い確率で勃起不全を引き起こしてしまいます。

しかし最近の研究で勃起不全を治療する薬がうつ病の治療の助けになるのではないかといわれています。ある研究で処方された抗うつ薬に加えてバイアグラ(シルデナフィル)を服用してもらい性機能の状態を調べました。結果半数以上の男性が性機能に問題が起きませんでした。

SSRIとして知られる一般的な抗うつ薬を服用している男性の約30%~70%が勃起不全を引き起こすと研究者は言っています。その結果には性的欲求、射精等に関する問題も含まれています。 抗うつ薬の副作用は非常に厄介だと研究者は言っています。この副作用によりうつ病の男性の約90%が抗うつ薬の服用を止めてしまいうつ病を悪化させる原因となっています。

研究者らは抗うつ薬により勃起不全を引き起こした45歳以上の男性を対象に、性行為の前にバイアグラを飲んでもらい性機能の状態を調べました。6週間の研究をした結果バイアグラを服用した約50%の男性の勃起不全が改善されていました。バイアグラの副作用として約40%の男性は頭痛が起きたと言っています。

うつ病が勃起不全を引き起こすようなら抗うつ薬と勃起不全治療薬を服用し両方の治療を行うと良いかもしれません。
またうつ病を悪化させる原因には勃起不全なども含まれるため勃起不全を治療することでうつ病を改善することができるかもしれません。

ED治療薬よく間違える点

■シアリスはバルデナフィルを含有するED治療薬でアルコールや食事に強いのですか?

いいえ、違います。シアリスの有効主成分はタダラフィルで効果持続が30~36時間ほどあるED治療薬で非常に長い時間体内に薬効効果が残るロングタイム仕様のです。別名【ウィークエンド・ピル】とも言われ週末継続してパートナーと過ごすためにとても使用しやすいED治療薬です。

■バイアグラを飲み続けると徐々にEDは改善されて完治しますか?

いいえ、完治しません。ED(勃起不全)は体内に発生している勃起抑制酵素(PDE5-ホスホジテラテーゼ5)を阻害する医薬品になります。服用した時に一時的に勃起不全が緩和されるEDサポート薬になります。EDの原因は様々で老化現象(加齢)、精神疾患(心因的ED)生活習慣病(糖尿病・高血圧)などがありますが自然に治癒することはほとんどありません。また加齢と共に引き落としやすい持病の進行や治療中の投薬による副作用などがED治療を困難にしてしまうケースが多いです。先にのべた心因性EDの場合20代の青年層であればバイアグラなどのED治療薬を服用することにより本来自身が持っている勃起力を再認識して勃起不全が治癒することがあります。もともと性行為が行える状態にも関わらず精神的な原因で性的刺激が正常に脳内から陰茎部の海綿体に血液が流れないようになったためです。ED(勃起不全)治療薬とは性的な刺激から正常に血流改善するサポート薬で一定時間効果を発揮するものです。例えばシアリスなどのタダラフィル含有のED治療薬は長時間効果があるため比較的満足のいく性行為を数回行うことができると言われています。

■バイアグラなどの勃起不全薬の使用で顔のほてりなどはないのですか?

副作用により顔のほてりなどがあります。これはED(勃起不全)治療薬には血流改善の作用があり、血流が良くなりすぎると頭痛や顔のほてりなどが起こります。または目の充血や鼻詰まりなどが症状として多く見られます。副作用を過度に心配するED治療者もおりますが、薬効効果が切れ通常の状態にもどれば副作用も納まります。継続して副作用が起こることは少なくあまり心配をしなくても大丈夫です。ED治療薬使用者の中には軽度の副作用は薬の薬効成分が浸透し効果が表れた証拠であるととらえている人も一定数います。

万が一頭痛などの副作用が強い場合市販の頭痛薬・鎮痛剤を服用しても問題はありません。心配な場合ED治療の専門医に相談するとよいアドバイスを得ることができます。

■インターネットで見たのですがバイアグラの錠剤は楕円形のオレンジ色錠剤ですか?

いいえ、違います。バイアグラはひし形の形状をしており錠剤の色は青色で形成されています。もしかしたらシアリスの錠剤かもしれません。シアリス錠の形状はいわゆるたまご型で色は深みのあるくすんだ黄色です。

■(番外編)ED治療の専門医療機関は完全予約制なのですか?

いいえ違います。予約制をとる医療機関もありますが、診察・処方時間は非常に短く順番を待っての診療がほとんどです。また朝から開院していますので時間的にも余裕があります。加えて医療機関に多くある昼休みが無いといったことも大きな特徴です。診察・処方希望の患者のかたは必要に応じて仕事の休憩時間・外出時間などを利用して通院されているようです。男性疾患(ED・AGA)に特化した医療機関は比較的駅前や交通の便が良い街中に開院していますので、時間的な制約が少なく、仕事終わりでも気軽に通院することができます。服装も特に決まりはなく検査着に着替える必要もほとんどありません。プライバシーも十分に守られているので周りの目を気にせず安心して通院できるように配慮されています。

ED治療薬の取り扱い疑問点

日本国内でバイアグラを処方無しで送ってもらえるのですか?

日本国内で郵送はできません。日本の医療機関・クリニックで提供しているED治療薬は医師の診察が必要な処方箋医薬品です。処方箋医薬品とは、医師が対面・診察をしなければ処方できない医薬品になります(日本・医師法20条)。郵送での処方は診察をしていない為に医師法に抵触してしまいます。

■バイアグラは1日100mg以上摂取しても問題ない?

バイアグラ錠の日本国内治療薬は主成分(クエン酸シルデナフィル)の摂取量1錠当たり50mgまでしか処方されていません。また海外製品(個人輸入などで入手)のバイアグラも上限100mgとなっており、100mg以上の服用は禁じられています。100mg以上の服用は強い副作用を伴う可能性が高く、重度の場合頭痛や吐き気、立ち眩みが発症してしまいます。また急激な血圧低下をから身体・特に心臓への負担が強くなります。他のED治療薬におきましてはシアリスの有効主成分(タダラフィル)の1日の摂取上限は20mg、レビトラの有効主成分(バルデナフィル塩酸塩水和物)も20mgまでとなっています。効果があまり感じられない場合には医師に相談してその他の原因を探す必要があります。安易に服用量を増やすのではなく、生活習慣や服用方法を見直すことで効果が改善されます。効果があまりない大きな原因は飲食に関係します。ED治療薬服用と同時に食事やアルコールを摂取してしまうと食品などに含まれている油膜やアルコールによる血流の乱れにより薬効成分の消化吸収が妨げられてしまい効果が出づらくなってしまいます。

■ED治療専門の医療機関・クリニックの医師・スタッフは女性もいるのですか?

女性医療従事者がいる医療機関もあります。またED治療の医療機関によっては男性だけのスタッフ構成で治療がおこなわれているところもあります。ED治療者の中には女性がいると緊張してしまい、通院しにくいと考える方もいるようです。また医師やスタッフが女性の場合には症状を恥ずかしくて正直に話す・問診票に記載がしづらいという声も聞かれるそうです。そのため男性特有の疾患(ED)の為に男性が緊張しないようにまた正直に症状を申告してもらうように男性だけで構成された医療機関も存在します。EDなどの男性特有の疾患に特化した医療機関では予約不要ですぐに薬を処方してくれるところも多く、かかる費用は薬代のみといったところも増えてきています。加えて初診料・再診料は無料で行っています。相談のみになった場合は費用を請求・徴収しない医療機関もあります。

■ED(勃起不全)治療薬は高齢者(70歳以上)の服用はできないのですか?

ED(勃起不全)治療薬年齢の上限はありません。日々の生活における健康状態に障害がなければ成人男性はどなたでも服用が可能です。年齢によりED症状が進行しているケースが多いですが医師の診断・アドバイスを受けて個人の服用量にあわせた摂取を心がけていけばいくつになっても性行為が可能な状態になります。しかし高齢により心疾患や前立腺に問題がありますと効果が無いばかりか副作用で重篤な症状を引き起こす場合もあります。医師からその他治療薬を処方されている場合には一度ED専門医に相談をして併用可能であるかまた服用の際の注意などをしっかりと聞き併用による弊害が起きないように気をつけなければなりません。またニトログリセリンなどのED治療薬との併用禁忌薬は決して服用せずに医師の診断をうけましょう。最近は心臓病の治療薬も種類が増え、ED治療に対応できるような治療薬も出てきているようです。最初から心臓病を患っている場合ED治療はできないと考えるのではなく解決策をさがしていく方がよいと思われます。

錠剤の使用法

■適量成分量の個人差

ED治療薬は国内・海外と様々な国や地域で開発販売されており、各国によって基準も違いがあります。特に有効成分量に関しては非常に許容範囲が国別に異なります。例を挙げますとバイアグラは有効成分量が世界全体では上限1錠当たり100mgまでと設定されています。これは繰り返し行われた臨床試験の結果1回の服用の上限が100mgと定められたからと言われています。ED(勃起不全)治療薬は血管拡張の作用があり血圧低下を起こす作用があります。血管拡張の効果が血流を促し下半身の海綿体に血液を集め勃起を起こす作用があるためです。しかし血流が良くなりすぎるとのぼせたような感覚や頭痛を引き起こす可能性があります。これを一般的にED治療薬の副作用と呼んでいます。さきほど記述したバイアグラの有効主成分(クエン酸シルデナフィル)が100mgを超えてしまうとこの副作用が強く出てしまい、性行為を行うにあたり困難な状況(強い副作用を発症)を招きやすいからです。かつクエン酸シルデナフィル100mgは日本国内では認可されていません。バイアグラ自体がアメリカで開発・研究・販売され始めた医薬品の為、100mgは欧米人向けの容量であり、欧米人に比べ体格の小さい日本人には容量が多いというのが見解です。

■錠剤の調整

ED治療薬は成人男性であれば幅広い世代層に有効に働きます。しかしバイアグラを始めてとする(バイアグラジェネリック医薬品含む)の主成分クエン酸シルデナフィルを含有する製品は日本国内では25mgと50mg、海外製品では100mgまでと成分量にたくさんの区切りはありません。その為1錠では薬効成分が多いと感じる(実際に強く作用する)使用者は自身で服用錠剤の調整をしなければなりません。また別の理由として容量が多いバイアグラ(クエン酸シルデナフィル)を入手して分割・服用した方が経済的と考える方も中にはいらっしゃいます。様々な理由はありますが錠剤をカット(分割)して使用したいと考えているED治療者はかなりいると考えられます。

■錠剤カットの道具(ピルカッター)

錠剤を半分または4/1にカットするピルカッターは医療器具として、ドラッグストア・医療機関・薬局でも入手することができます。様々な形状があり、用途に合わせて使用することができます。

・Type1  APOTHECARY製ピルカッターA

錠剤をケースの中にセットして開閉フタにつけてあるカッターにて錠剤を分割。カットする時に蓋が透明なので刃があたる箇所が見えて使用しやすい。カットした錠剤をフタを開閉せずに閉じたまま取り出せることが特徴です。

・Type.2  APOTHECARY製ピルカッターB

同社製ピルカッターAと同じくフタが透明なので安心してカットできる。加えてフタが容易に開閉できない仕様になっておりセーフティロックが装備されている為カッターでケガをしないようにまた錠剤が簡単に散乱しないように防止機能がついています。

・Type.3 SUNCRAFT製 ピルカッター

非常にシンプルな仕様でできており錠剤を挟み込んで押さえつけるだけで簡単に錠剤をカットすることができます。錠剤が大きすぎて服用しづらい、または1錠以下の容量で十分に使用効果が得られる場合に多く利用されます。

・Type.4 ホルダー付きピルカッター

錠剤をはさんで押さえることにより比較的容易に、半分に割ることができるピルカッターです。また容器一体型なので割った錠剤をそのまま保管できるようになります。

・Type.5大同化工製 お薬チョッキン

ハサミ型のピルカッター。割線付きの錠剤の分割に便利です。刃が完全に閉じない仕様で割線に沿ってきれいに分割できます。

・Type.6 林刃物製 錠剤カット鋏

高度な技術をもつ日本HAYASHI社が制作したハサミ型ピルカッター。刃の部分に錠剤が安定してセットできるため無駄な力を必要とせずカットできます。

 

正しいED治療薬服用法

ED治療薬の認識

過去にはなかなか世間一般で認知されてこなかったED(勃起不全)も社会的に理解されてくるようになり医療機関での対応も非常に増え、長年内々に苦悩していた性生活(性行為)の悩みを画期的に改善してくれるようになりました。ED(勃起不全)とはどのようなものなのか正確な把握ができない状況が長年続いたことにより効果が不明確な精力剤や民間療法に頼るしかありませんでした。しかしED(勃起不全)の仕組みが判明し、認知度が上がったことにより正確に治療を行うことができるようになりました。主な治療法とはカウンセリングと治療薬(勃起不全改善薬)になり、適切な量、適切なタイミングを理解して服用することにより良い効果を得られるようになります。治療薬が市場に流通し、国内・国外共に様々な方法で入手することができるようになりました。しかし他の医薬品のように飲めば効くような万能薬として誤認識しているケースも非常に多いです。医療機関・クリニックで処方したバイアグラ(クエン酸シルデナフィル)やシアリス(タダラフィル)といったED治療薬を服用しても効果が十分でなかったという報告があります。原因として体質や持病(糖尿病・前立腺肥大)も多く考えられますが、基本的な認識として空腹時に飲む(服用)することが第一条件になります。

■空腹が条件。

まず基本的なED(勃起不全)治療薬の服用法は完全な空腹状態で水服用します。成人男性であれば年齢差もあまりなく30分ほどで有効成分(バイアグラであればクエン酸シルデナフィル)が腸から吸収され始めてさらに30分しましたら体内に薬効成分が十分循環するようになります。その後は食事を多少とっても有効主成分の効果に大きな影響はありません。またアルコール(飲酒)も控えたうえでの服用が望ましいです。ED治療薬の体内作用として主に上げられるのは血圧を下げた血流増加になります。そのためバイアグラ・レビトラ・シアリスが血流を良くするため飲酒からの酔いが回りやすくなります。上記のような空腹時のED治療薬服用によって正常に効果が作用して性行為を行う上で十分なサポートをしてくれるのです。

■誤った服用

ED治療薬を服用したけれども思った効果が得られなかったという報告を医療機関は受けています。その原因の大多数(8割方)は食後に服用した場合と言われています。食前などの空腹時に服用した場合体内の腸管内から有効成分が吸収され血管内に入り込み体内に循環して効果を発揮します。しかし食後に服用した場合胃や腸壁に油膜が張ってしまいます。ED治療薬の有効主成分(クエン酸シルデナフィル・タダラフィルなど)は体内の腸壁・胃に張っている油膜を通過することができません。そのため有効主成分はそのまま排便として体外に排泄されてしまいます。体内に十分吸収されなければED治療薬の効果も半減または発揮できない状態になってしまいます。
もしどうしても食事をとりたいまたはとらなければならない場合はどうすればよいのでしょうか。それは食事の内容(摂取物・摂取量)を調整する必要があります。例えばおそば・おうどんまたはお寿司などの油分が比較的すくない食事を腹八分目に留めことです。個人差がありますので一概には摂取量を既定できませんが、麵類ならばかけそば・すうどんなどで油分を含めたもの(キツネ揚げやてんぷらなど)はさけて食するようにしましょう。またごはんなどのお米類はお茶碗半分くらいを目安に空腹感をやわらげる程度にしておきましょう。また誤解をまねく原因として自分自身は空腹と認識していても事前に摂取した食事内容が油分を多く含んだ食品の場合体内で油膜が残っています。油膜が残っていた場合やはりED治療薬の吸収は妨げられます。

インターネットでの勃起不全治療薬購入

勃起不全治療薬は今では誰でも手軽にインターネットなどで手に入るようになりました。
ウェブサイト数は約2200万もあるようです。
これらのサイトは処方箋なしでバイアグラ、シアリス、レビトラなどの勃起不全治療薬を販売しています。またサイト上で買う薬は日本の病院で処方される勃起不全治療薬より安いことがほとんどです。インターネットを介して購入することで、医師と勃起不全の悩みについて話し合う恥ずかしさなども回避できます。

しかし勃起不全治療薬はインターネット上で安全に購入できるのでしょうか?ある専門家は以下のことをよく理解してから購入をした方が良いと言っています。

▪インターネットで販売されている勃起不全治療薬は安全か?

あなたがインターネットで買おうとしている勃起不全治療薬は必ずしも安全とは言えません。FDA(食品医薬品局)の調査によると、勃起不全のために販売されている栄養補助食品の3分の1以上が、バイアグラの成分であるシルデナフィルを含んでいたそうです。またインターネットで販売されているいくつかの医薬品には抗生物質メトロニダゾールや妊娠率を上げるクロミフェンなど全く異なる成分が含まれていたそうです。

仮にインターネットで販売されている医薬品が正規のものであっても、服用量を間違えれば効果は充分に発揮されません。日本で処方されるバイアグラが50mgに対し、インターネットで販売されているバイアグラ等の薬は100mg入っているケースがほとんどです。

また全く知らない販売会社から医薬品を購入すると偽物をつかまされるリスクもあります。偽物の製造に使われている成分は身体に害を及ぼす成分がほとんどです。

シアリス、レビトラ、バイアグラなどの勃起不全治療薬は陰茎への血流を良くする働きがありますが、他の薬と同様に副作用もあります。

勃起不全治療薬の知識がなく、心臓病などを患っている人の使用は特に危険です。

心臓病に使用される薬と勃起不全治療薬は体への作用の仕方が似ています、どちらも血圧を下げる働きをするため、併用した場合血圧が命の危険に及ぶほど低下してしまう可能性があります。

このように勃起不全治療薬にはいくつかの併用禁忌薬がありますので、個人で薬を購入する場合は十分な知識を身につけできる限り信頼性(実績)のある販売会社で購入する方が良いでしょう。

また体に持病をお持ちの方は一度担当医の方に相談し最善の方法を見つけてもらうのが良いでしょう。

男性の精力サプリメントについて

男性の性機能改善の薬は、バイアグラのような勃起不全治療薬の他にマカなどの精力サプリメントなどがあります。
しかしマカなどの精力増強サプリメントは性機能に働くという根拠はなく、副作用などの危険性があると研究者は言っています。
精力サプリメントは投与量や成分の規制などはほとんどないため、これらの製品が体に及ぼす健康被害は不明です。
またバイアグラも例外ではありません、特定の健康問題を抱える人にとってバイアグラの成分も体に危険です。

よく聞くような精力増強サプリメント(性欲、勃起などを高めるために販売されているもの)をいくつか研究しましたところ最も使用されている成分は角質のヤギ、人参、DHEA、イチョウ、フェヌグリーク、マカなどがありました。
研究した結果から、多くの製品には性欲、勃起促進作用などを高める科学的根拠はなかったと研究者は述べています。
また研究者たちは調べた製品のいくつかにバイアグラなどに使われる成分と同等の成分が微量に入っていたと言っています。
結果的に研究したサンプルの約81%にバイアグラなどに使われる成分と同等の成分が入っていました。
実際バイアグラなどに使われる成分は一般的なドラッグストアーなどでは販売を禁止されています。もし自分が現在使用している薬がバイアグラなどの成分と併用が禁止されている薬だった場合、それを知らずに飲んでしまうと身体に危険が及ぶ可能性もあります。
例えば心臓疾患などを患っている場合、治療のためニトログリセリンが含まれる薬を服用することがありますが、この薬はバイアグラなどの成分と併用すると血圧を危険なレベルまで低下させています可能性があるため併用は禁止されています。
知識がない状態で、精力サプリメントなどを大量に服用してしまうと身体に危険が及ぶ可能性があります。十分に知識をつけて適量で服用を心がけると良いでしょう。

PDE阻害剤が心臓病のリスク軽減につながる可能性

ある研究者たちがPDE5阻害剤について心臓病との関係性を研究しました。

バイアグラ、シアリス、レビトラなどの勃起不全治療薬を使っている人は、心臓発作のリスクを軽減できる可能性があるとある研究者が言いました。

調査の結果PDE5阻害剤を含むこれらの勃起不全治療薬は心臓発作後の死亡リスクや心不全などのリスクを低減する効果が見られました。

PDE5阻害剤を含む薬を服用しているグループとPDE5阻害剤を含む薬を服用していないグループを作り身体検査を行った結果、PDF5阻害剤を含む薬を服用しているグループは心臓発作を起こしてから3年以内の死亡リスクが約33%も低下したことが分かりました。

またこれらは服用容量を増やすとさらに効果があったといいますが、研究の規模からみて使用容量と効果の間には明確な関係を示すにはまだ十分ではないと警告されました。

もともと血圧を下げるこれらのPDE5阻害剤は心臓に負担をかけるため死亡リスクを少なからず増加させるものだと考えられていました。

バイアグラ(シルデナフィル)、シアリス(タダラフィル)、レビトラ(バルデナフィル)などのPDE5阻害剤は、血管を拡張させ、陰茎への血流を改善し、勃起を促し、勃起を維持させる働きがあります。

研究者はここ数年で心臓発作を起こした43,000人以上のスウェーデンの男性を特定し診断記録などを参考に服用している薬などを調査しました。

勃起不全治療薬を処方されている男性の約7%のうち、10人中9人以上がこの薬を使用したといいます。

研究者は3年間ほど彼らの健康状態を観察しPDE5阻害剤が心臓にどのように影響するかを調べました。PDE5阻害剤を服用すると、心臓発作後の死亡リスクは減少しさらに再発の危険性なども減少したといいます。

バイアグラ(シルデナフィル)、シアリス(タダラフィル)、レビトラ(バルデナフィル)などの薬は心臓発作などのリスクに対して効果があったと研究結果は出ていますが、多くの研究者は直接的な因果関係は証明できないと言っています。

勃起不全治療薬を服用せず性生活に積極的ではない人に比べて、より積極的な性生活を送っている人の方が健康につながるからではないかとも言われています。

いずれにせよ心臓病を患っている人にPDE5阻害剤を処方箋として出すにはまだ十分な証拠がないとのことです。

勃起不全治療薬と手術

通常手術の直前ではバイアグラやシアリス、レビトラなどの勃起不全の治療薬を使用しないでください。

勃起不全治療薬には血管を開き、筋肉を弛緩させる効果があります。

米国看護師協会(AANA)によると、ED勃起不全の治療薬は麻酔薬や手術中に使用される他の薬と組み合わせると、患者の血圧が低くなり危険な状態になる可能性があるようです。

具体的には勃起不全治療薬が体から抜けるのにおよそ24時間は必要ですので、手術の24時間以内での服用は避けましょう。

もし勃起不全治療薬を使用してしまっている場合は麻酔薬や手術をする前に医師に伝えましょう。

人によっては勃起不全治療薬を使用していることを話すのが恥ずかしい人もいると思いますが、医師は事前に麻酔、手術の準備を行い患者の命を安全保つために使用中の薬などの情報は欠かせません。

お互いに協力して手術を受けるのが安全かつ最善です。

また人参、生姜、その他の栄養補助食品などを使用している場合や他の処方箋薬などを使用している場合なども医師に相談した方が良いでしょう。