宇宙人とEDについて

宇宙人、異星人、エイリアン、ET(地球外生命体)は何万年も前から地球に来て私達の文明に多大な影響を与えて来たとする話題が後を絶ちません。

ET(The Extra-Terrestrial)と言う呼び名はスピルバーグ監督の映画の題名から来たものですがひたしみやすい名前ですので、ETに統一して話を進めたいと思います。

我々が良く知るETはグレーと呼ばれる種族が多く、中には我々人間と同じ顔かたちをしたETも複数種族存在すると言われています。

ETの代表格であるグレーの容姿は頭が大きく、目も異常に大きく、手足が長く、肌がグレーと言う特徴ですが、グレー種で服を着た目撃証言図、写真、動画が少なく、たまに黒いタートルネックの上下のつなぎの様な服を着たものを見ますが、印象的には服を着ていないというのが一般的なグレー種と記憶しています。

裸?のわりに乳房や男性器と思えるものもなく、ETは既に男女の区別がなく、生殖能力もないのではと考えます。そして彼らは失われた生殖機能の代わりに人間をアブダクション(誘拐)しDNA受精卵を人間の女性の子宮に着床させ数か月後に再度アブダクションをして子供を取り出し自分たちの後継ぎを育てるという話も、まことしやかに囁かれています。

ET はどこから来るのかと言えば、火星、金星、アンドロメダ、シリウス、オリオン、月、地球の地下等色々な説があります。又、彼らが我々人間の祖先をDNA操作により作り出したという話もあり、もう、何が事実で、何が嘘かわからない状況です。もしETが人間の未来の形とすれば何れ私たちの子孫も生殖機能を失い、性行為もなくなり性器も退化してくのでしょうか。その様な切ない未来を想像するより、今の性生活を十分に楽しむ為、ETはさておき先ずEDを克服したいものですね。

 

ED治療薬の汎用性

ED治療薬の成分別特徴

バイアグラに代表されるED(勃起不全)治療薬は現在代表的な有効主成分が3つあります。クエン酸シルデナフィルはバイアグラに含有されているED治療成分で特徴といたしましては男性の勃起の硬さを期待するのであれば適していると言われています。また服用後即効性を期待するのであれば有効主成分バルデナフィル塩酸塩水和物を含むレビトラなどが適しており、長時間(約24~36時間)効果を持続させたい場合にはタダラフィル含有のシアリスなどが性行為のサポートをしてくれます。

■勃起の仕組み

性的な刺激を受けることによって脳が出す勃起指令はホスホジエステラーゼ5(PDE5)と呼ばれる勃起阻害酵素によって分解されてしまう減少してしまいます。ED治療薬はこの勃起の指令が邪魔されないようにPDE5の働きを抑える役割を担っています。その為ED(勃起不全)治療薬はホスホジテラテーゼ阻害薬ともよばれています。いずれのED治療薬も保険適用の無い自由診療扱いとなり比較的高額な医薬品となりますが昨今は日本国内外でジェネリック医薬品の使用も普及してきているので先発医薬品(バイアグラ・シアリス・レビトラ)の約6~7割ほどの価格で入手できるということで購入する人が増えてきています。また普及するにしたがって使用タイミングや服用に水分を必要とすることに対し悩みが増えてきています。医薬品メーカーは錠剤の形態の工夫を進めておりラムネのように口内で水無しで溶かして吸収することができるOD(Oral Disintegrant)錠(※口の中に入れると唾液で速やかに溶けるように作られた錠剤のこと。別名口腔内崩壊錠とも呼ばれる。)が開発されました。さらに近年ではODフィルム錠が発売され、舌上にのせて薄いフイルムタイプの医薬品は注目をあびています。OD錠と同じように水を使用する必要が無く、薄いシート型の為ポケット・財布などに入れてもかさばることが少ない利便性が注目をあびています。

■ED治療薬の汎用性

ED治療薬には血管拡張作用があるため動脈硬化にも効果があるのではないかと言われています。実際に動脈硬化にED治療薬が使用されることはありませんがPDE5阻害薬は血管を保護する働きがあると言われています。その為少量を服用し続けることにより動脈硬化が改善できるかもしれないという副次的な効果が期待されています。またED治療薬(PDE5阻害薬)は前立腺肥大症にも効果があるとされています。前立腺肥大治療薬ザルディアは有効主成分がタダラフィルでありシアリスと主成分は同じとなります。実際は商品名や薬の形状が違うだけで成分内容は変わらないのです。

参考文献

日経スタイル: EDは動脈硬化のサイン! 気になる治療薬の最新事情

https://style.nikkei.com/article/DGXMZO22866810Q7A031C1000000?page=2

 

動物とEDについて

哺乳類とされる動物も多かれ少なかれEDを発症する事があるようだ。自然界に生きる動物は雄1匹に対して雌が何頭も群れを成すハーレムの様な社会があり、おとなになった雄はそのボスの座を争い勝ったものが、その座に就くことが許される。それ以外の雄は群れから離れ孤独に生きるか、同じ群れの中で雄である事を捨て一緒に暮らすしかない。

雄である事を捨てた動物は年齢よりも早く生殖機能も退化してしまいますが、もし、雄、を捨て去る事が出来なく群れの雌に手を出したりしたらその群れの雄達から集団リンチに合い命を落とす事もある様です。

そして、人間の同じ様な心因性EDとなる雄が増えるのも自然の摂理と言えるのです。

家畜の場合は自然な生殖行為は許されず、人間が必要とした場合のみ異性を与えられ、生殖行為をすることが出来きますが、近年では精子を買い人口受精する事が増え、生殖行為をすることなしに一生を終わる場合が増えています。

人間が美味しい肉を生産する為、肉質の良い家畜の精子を人工授精させ、少しでも高く売れる肉をつくるまさに人間の身勝手としか言いようがありません。

この様な社会現象は人間社会に於いても当てはまります

人間も又力関係の中に生存しており、家柄、お金持ち、美男子等に女性は惹かれ群がり、逆であれば見向きもされません。

しかし、人間社会と動物社会との違いは、人間は持てなくても性処理方法はたくさんありますので男を忘れる必要がないと言う事です。

もう何年前になるか、人間社会でも試験管ベービーが誕生、現在はクローン技術も進歩しており、近い将来動物で行われている事が人間社会でも行われるのでないかと危惧しています。

もし宇宙人が進化した人間の姿としたら、生殖機能のない彼らの様な体型になるのであれば、今のうちにセックスをエンジョイしておかないと・・・と思ってしまいますね。

正月太りがEDになる。

■正月休みで短期間に体重増加

忙しさと休日が一度にやってくる年末年始はどうしても食生活や生活が乱れ気味になってしまいます。実際に正月太りといわれる言葉があるように体重増加が短期間で起こりやすい時期とも言えます。肥満とはBMI値( BMI=体重kg÷(身長m×身長m))が25以上を示す場合をさしますが、正月時期のように短期間で増加した体重は早い段階でダイエットに取り組むと比較的落としやすい傾向があります。しかしながら体重が増加したままの状態にしておくと肥満となり、体重減少が難しくなりEDを引き起こす原因となるともいわれています。肥満とはそれ自体は病気ではなく、肥満状態が進み内臓脂肪が不必要に溜まり過剰状態から起こる健康障害が肥満症と言われています。肥満症は血液中の脂肪過多が原因で起こり、結果として高血圧、高尿酸血症、糖尿病といった生活習慣病を引き起こしやすくなります。

■EDと肥満症の関係性

男性勃起の正常な過程としては脳が性的な刺激を受けると伝達物質が勃起中枢に伝わり下半身(陰茎)に血液が流れ込み勃起が起こります。状態としてはさらさらの血液が健康的な血管を通ることによって最も陰茎部に血液を送り込みより正常な勃起を促すこととなるのです。肥満症が進行すれば血液は粘着性をもった(いわゆるドロドロ)状態となり、また生活習慣病が慢性化している場合はED(勃起不全)になりやすいといえます。EDは心的要因も大きいですが栄養バランスを考えた食生活を送らないといつまでたっても自身の持つ正常な勃起状態からは徐々に離れていきます。日々気を付けなくていけないことは栄養バランスを考えた(「一汁三菜」のような根菜類を摂取するよう心掛ける)食生活や適度な運動で余分なストレスや脂肪をため込まないようにすることといったことが効果的であると言われています。

■肉食が引き起こすもの

最近では炭水化物を抑え、肉中心の食事ダイエットが話題となりメディアでも取り上げられていますがタンパク質を取りすぎることにより尿道結石ができやすくなる場合があります。タンパク質を多くとり筋肉強化をすることにより代謝があがり、体脂肪がおち勃起力も向上するのではと言われていますが尿道結石ができると男性器に痛みが発生して性行為の妨げになってしまいます。またタンパク質の過剰摂取は肝臓腎臓への負担も引き起こしますので適度な摂取と運動が一番効果的であるといえます。現在はED(勃起不全)治療薬もだいぶ普及してきていますので無理なダイエットや食事で内臓に負担をかけず健全な食事でもEDは克服できるようになってきています。

ホットコーヒーのEDに対する影響 

■コーヒーの効能

コーヒーには日常生活で飲んでいるひとは非常に多く特に適量であれば脳の覚醒作用や健康増進、継続的な飲用においてはがんの抑制などの効果もあるとされています。過去にはコーヒー豆が薬として使用されていた時代もありました。現在は医薬品としての扱いはありませんがコーヒーに含まれているカフェインが脳の覚醒効果を促すことがわかっています。

脳内にはアデノシンという物質が存在しており人間の睡眠を促すようにコントロールされていると言われています。このアデノシンが脳内で一定量溜まると自然と睡眠に入るとされています。しかしコーヒーなどに含まれているカフェインを服用することにより、アデノシンの働きをブロックする現象がおこります。すなわち眠気を覚ます作用となるのです。

カフェインのEDへの効果

成人男性(20歳以上)が一日当たりコーヒーを2~3杯飲む(カフェイン85mg~170mgを摂取する)とED(勃起不全)を起こす割合が減少することがわかっています。成人男性3000人以上を対象にコーヒーを一日2~3杯飲む男性は4割以上も勃起不全を緩和させることがわかりました。ED治療薬バイアグラの成分(クエン酸シルデナフィル)はカフェインと同様の成分効果があるとされています。カフェインに血管拡張効果があるようにバイアグラにも血管拡張作用があります。

■コーヒーの飲みすぎと勃起不全

 コーヒーの香り、風味にはリラックス効果があり、緊張の緩和やストレスの軽減がみられることがわかっています。リラックス効果により筋肉の緊張がほぐれ血管が広がり、自然と血流が良くなると勃起もしやすくなり性行為もスムーズに行うことができると言われています。しかしながら適量で効果を発揮するコーヒー(カフェイン)ですが大量に摂取した場合には交感神経を刺激して精神を高揚させてしまう場合があります。精神が高ぶるとリラックスすることがしづらくなり性欲自体を降下させてしまう可能性があります。適量であれば問題なく好影響でありますが複数杯飲むことは逆効果となります。また胃腸が荒れて乱れるとED(勃起不全)治療薬を服用した場合、効果が低下してしまいます。胃腸の調子が優れずむかむかした状態では性行為も十分に集中行うことができないといったことも起こりえます。

EDとパンツとの関係について

最近男性のパンツもバリエーションが増え一見女性用ではないかと目を疑いたくなる様なデザインのものもあります。

ボクサーパンツ、ボクサーブリーフ、ブリーフ、Tバックそしてふんどしタイプ等、色々ありますがどの形状が男性器に良いのかを考えてみたいと思います。

先ずボクサーパンツですが、古くからあるデザインで男のパンツの代表的な存在でありますが、生地は木綿で伸縮性が無く、通常時の男性器には適当な風通しがあり、締め付けが少ないので良いのですが、いざ勃起時になると男性器のおさまり場所が狭く随分窮屈な状態になります。

ボクサーブリーフは比較的伸縮性に富んでおり、通気性を除けば勃起時も男性器の居場所を確保してくれています。

ブリーフは全体的に締め付けがあり、通気性も良くない。Tバックは女性が着けるものと思いがちですが、近年男性用Tバックも色んなデザインがありますが、男性器への締め付け、通気性は最悪の条件ですが、穿く事でHな気分になったり、アナルへの適当な刺激は性行為を楽しくさせてくれるアイテムであると言えます。

褌(ふんどし)にも大別すれば2種類あり、祭り等で使用するTバックの形状に捩る方法とゆったりと穿く方法で、Tバックの様に捩るのはやはり会陰部の締め付け、男性器の締め付けとなってしまう。しかし、このTバック型褌は日常するものではなく祭り等の短時間のみの装着の為、大きな問題とはならない。

日本古来の褌は通気性に富み、伸縮性こそないものの、締め付けが無く、男性器にとってパラダイスである。

男性器とその周辺の血流は重要でその為には出来るだけ締め付けのないものを選ぶ、また適度な通気性も重要で幸丸は温めるより冷やす方が精子の動きが活発になります。

この様にたかがパンツ、されどパンツで慢性的に血流が悪いとED(勃起不全)にもつながる危険性があります。

近頃はEDを改善するパンツや男性器を増大させるパンツと言うものも売り出されていますが、その効果の程はわかりませんが大変ユニークなアイデア商品と思います。

毎日穿くものですから男性器に取って良い環境(パラダイス)を作れるようなパンツを選んでください。

EDと異常気象について

近年世界各地で地震、台風、大雨、干ばつ、竜巻、火山の噴火、寒冷地での温度上昇、寒冷化等、超異常気象現象が増加、その被害も甚大である。

この様な状況が続けば人々は不安といら立ちで精神が不安定な状態となり、おちおちと夜営(性行為)みもままならなくなる。

ただでさえ不安な出来事が多い昨今、追い打ちを掛ける様な出来事が更に拍車を掛ける事となる。

欲望の中でも性欲は下位に位置しており、先ずは体を維持する為の食欲や睡眠欲、より良い生活を送る為の物欲、そして性欲(子孫繁栄)があげられる。

もし被災に遭遇したら、食、住、衣の確保が最優先され、生活と気持ちが少し落ち着いたころにようやく性欲が湧き出て来るのです。

しかしながら、被災地での避難生活では他人と雑魚寝状態で、性欲が湧き出たとしても現実問題として性行為は困難を極めます。

自然界の動物は寒いと行動が鈍くなりますが、人間の場合は社会という規則に縛られた中で生活しており、いくら寒くても仕事や学校に行かなければなりません。

しかし、規則外の行動になるとやはり自然界の動物に近づき、外へ出るのも億劫になってしまいます。

逆に温かいと身も心も少しウキウキ気分になり、散歩でもしたいという気分になります。暖かいと体を動かしやすく、血流が良くなる為、勃起力も増すことになりますが、寒いと血流は悪くなり、どうしても男性器も縮み勝ちなる為、勃起不全となりやすい。

又、暑い時期は室内と屋外との温度差で引き起こされる夏バテ状態に陥りやすく、行動を鈍らせたり、やる気を衰えさせたりする為、性生活にも影響を及ぼします。

夏は冷房が効いた部屋でないと性行為をしてもお互い汗だくでは気分もそがれてしまいます。

EDと季節、気温とは直接的な関係性はありませんが、間接的な意味で大いに関係していると言えるでしょう。

寒いときは亜鉛やセレニンを多く含んでいる牡蛎鍋、すき焼き、カニすき等で身体を真から温め、夏は蕎麦や冷やし中華等にて身体を冷却しながら充実した性生活を送るようにして下さい。

参考文献

https://allabout.co.jp/gm/gc/446398/

ED薬と依存

■ED治療薬の情報希薄性

 バイアグラのようなED(勃起不全)治療薬は服用することにより勃起をサポートする効果があり、性行為を正常に行うことができるように開発された医薬品になります。しかし一般的にED治療薬の詳細は医師のカウンセリング・処方時に説明を受ける為なかなか未使用者は正確かつ詳しい情報を入手することが難しいといった状況があります。公共の広告媒体だけでは名称やイメージしか伝えることができず、ネームバリュー(バイアグラなどの医薬品名)が高い割には正しい処方前情報が希薄であると言われています。ED(勃起不全)治療薬を使用する前の患者さんたちは多くの心配と誤解をもっています。よく言われているのは元来持っている自身の勃起機能が低下してしまうのではないか、また服用しなければ勃起しなくなり依存的な傾向に陥るのではないかといった誤った認識の定着が見受けられます。

■性機能低下の心配

ED治療薬は勃起不全サポート医薬品であるとは先に述べておりますが、徐々に自身の勃起力を奪っていくのではないかと心配されることがあります。便利な車に乗ってばかりで運動しない事により体力が低下するかの如く、薬に頼ってばかりで徐々に勃起力が衰えてしまうのではないかという疑問を持たれる方が多いです。また睡眠薬や風邪薬などの継続的な服用に自身の身体が慣れてしまい、薬が効かなくなってしまうのではないかといった感想も見受けられます。しかし実際にはそのようなマイナス効果はなく、自分自身が必要な時に処方された適量の服用によって正常に効果が出てきます。また依存性が表れる現象も見られません。ED(勃起不全)治療薬は服用後約1時間で効果が表れ、体内に薬効効果が有効な時間のみ勃起改善が見られます(バイアグラの場合は約6時間、レビトラの場合は約8時間程度)。その後は体外に薬効成分が排出され服用前の状態に戻ります。また心配される副作用も現れないようになります。

■依存性の心配

ED治療薬を飲むと癖になると思われている患者さんがかなりいらっしゃいます。これは同じ医薬品として睡眠導入剤や抗うつ剤のように依存性の高いものではないかといった誤った情報が流れているからです。しかしながら先のような薬物依存性の傾向がある医薬品は中枢神経(脳など)に働きかける物質の為薬物依存の可能性はありますが、ED治療薬は血管拡張・血流増加といった作用のため直接脳に影響を与える要素はありません。興奮剤・媚薬といった精神作用も心配されますが、そのような効果は内包されてはおりません。

 

 

 

 

運動不足とEDとの関係について

ED発症の要因は様々ですが、運動不足もその要因の1つになります。

運動不足は生活習慣病の要因となり、そして生活習慣病はED発症の要因となります。

運動は生活習慣病の予防だけでなく、ストレス解消にも役立ちます。

運動不足により脂肪の蓄積>血流不良>肥満(メタボ)へと繋がり、心筋梗塞、動脈硬化、高血圧症、高脂血症、糖尿病等、

様々な病因となり、EDの要因となります。

運動の中でも有酸素運動が効果的で速足歩き(スロージョギング)はジョギングと比べて腰や膝への負担が少なく、継続が容易です。

そして、通常の歩行に比べて2倍のカロリーを消費すると言われています。

特にディスクワークの方は座っている状態が長い為、血のめぐりが悪くなり血液循環が阻害される為、更に注意が必要です。

血液を心臓に戻す下半身の筋肉が使われてないと、筋力の低下と共に全身の血流が悪くなり、男性器へ血流も悪くなります。

又、筋力が低下すると性行為も辛くなり>性行為の回数減>EDにも繋がります。

もう一つ効果のある運動としてはスローステップ運動です。

あまり高くない台(20㎝位の高さ)を上り下りする運動ですが、足腰の筋肉を鍛える筋トレの要素も含まれています。

下半身の筋肉に負荷が掛かるため、血流アップやテストステロンを増やす効果があります。

室内でも気軽に出来る運動ですので、是非実行してみて下さい。

その他の有酸素運動としてはウォーキング、スイミング、縄跳び、ラジオ体操、バランスボール、ヨガ、スロースクワット、太

股上げ運動等がありますが、継続出来る運動を選び実行して行くことが重要です。

逆にEDになりやすい運動としてはサイクリングです。

サイクリングやエアロバイクで長時間サドルに乗っていると、股の奥の部分(会陰部)が圧迫されます。

会陰部には、勃起に重要な神経や血管が通っており、長時間サドルに乗っていると、会陰部への圧迫によって海綿体に血液を送

り込む動脈に部分的な狭窄が起こり、勃起障害(ED)の要因になります。

実際に競泳選手と自転車競技選手とでは後者の方がEDを発症率が高いというデータもあるほどです。

短時間自転車に乗ることはさほど問題ではありませんが、長時間自転車に乗ることは要注意です。

既にEDを発症している方は特に長時間自転車にのる事はやめた方が良いと言えます。

健全な性行為は健全な肉体があってこそですから頑張って有酸素運動を取り入れ、充実した性活を送って下さい。

若い男性のEDについて

今まで中高年の病気とされている ED(勃起不全/Erectile Dysfunction)。

実は近年、20代から発症する「若年性ED」が毎年確実に増えているようだ。

ED治療が専門のクリニックの統計によれば、同院を訪れた初診男性のうち20代男性が占める割合は近年増加しており、2013年には8%を超えた。

最も多いのが 30~40代であることに違いはないが、若年化の波が日増しに押し寄せてきているのだ。

日本人男性の人口構成比からすれば、若年性EDの患者が20代の1割近くを占め、なおかつ増加傾向にあるのは未来の日本の行く末に暗雲が広がる。

20代でEDだなんて、そんな男子がいること自体、驚きだが、さらに10代の高校生が来院することもある様で驚きを通り越して信じられない思いである。

何故この様な状況になっているのか考察してみよう。

・学歴競争社会が続く中、受験勉強で睡眠不足や栄養不足や栄養の偏りやストレス等により、心身のバランスが崩れてしまう。

・定職につけずアルバイト等臨時の仕事にて勤務時間が長かったり、仕事があったり無かったり等、不定期で収入も安定しない。

・定職には就いたが、同僚と上手くコミュニケーションが取れず、いつも単独で行動するか、会社とコンビニと自宅の往復の毎日を過ごしている。

・近年草食系男子が増えていると言われるが、これも若年性EDと大いに関係があります。

若い時から既に欲(性欲、物欲、金銭欲等)が無く、人生を悟りきった考えは既に高齢者の域に達している。

決して本人の努力が足りなかったわけでもないが、社会(景気、秩序、政情等)の影響が大きく、我慢を余儀なくされた若者が大半を占める様になって来ている。

ガールフレンドはいるが性行為の対象とはしない傾向にあり、たまに自慰行為で満足し、女性との性行為が面倒と考える人も多い。

このままでは少子化に歯止めを掛ける事はますます難しく日本の将来に大いに不安を覚えてします。

若い諸君には日本の将来を託せる様、諦めず、流されず、自分の思いをしっかりと伝え、前向きな思考、ハングリー精神、あらゆる欲望心を取り戻し本来の若者の姿に戻ってほしい、若年性EDともおさらばして欲しいと願っています。

女性にもあるEDについて

一般にEDと勃起障害を指すため、女性には当てはまらないが、女性にも特有の性機能障害FSD(Female Sexual Dysfunction)があります。
例えば
・性的関心/興奮障害(セックスの関心がなくなる)
・オーガズム障害(最高の快楽であるオーガズムを得る事が出来ない)
・性器・骨盤痛/挿入障害(疾病によりセックス時に痛みを伴う)
・物質・薬剤誘発性性機能障害(常用の薬を服用にて副作用的な症状として)
・その他の性機能障害
原因としては、子育て、生活苦、セックスのマンネリ化、旦那の容姿が若いころに比べて随分変わった、他の男性へ関心が移ってしまった等、その要因は様々ですが、女性も年を重ねれば更年期障害により女性ホルモンの分泌が低下し、心身ともに様々な症状が出てきます。
2005年東邦大学医療センター大森病院リプロダクションセンターの国際的な調査(40~80歳を対象)報告では①性的関心/興奮障害=約30%、②オルガズム障害=約15%、③性行為に伴う疼痛=約15%と推定されている。

①性的関心/興奮障害はセックスしたいと思う意欲が低下、或いはセックスしていても興奮できない状態です。
ご主人が定年退職し世帯収入の減少など生活上のストレスや精神的苦悩が関わっているといわれています。
女性ホルモンの分泌低下による膣の萎縮も女性の性欲を抑える要因となります。
この症状が酷くなると性嫌悪症と呼ばれる性に対しての概念が変わり、性行為は汚らわしいものと考えるようになり、男性との性行為を受け入れなくなり、オナニー(マスターベーション)は出来るが、男性には触れられるのも嫌、性行為が苦痛になってしまいます。

②オルガズム障害は性的刺激を受けても十分に興奮を得られず、欲求不満からストレスを溜めてしまう、そのままにしておくとセックスへの関心も薄らぎ夫婦のパートナーシップの障害になることもあり、互いの努力が不可欠です。

③もし、性行為時に痛を伴う場合は性器・骨盤痛/挿入障害によるものと考えてよいでしょう。
更年期障害になると、違膣内部が濡れにくい状態や膣内部の弾力の低下(器質性)により男性器を挿入時に痛みを覚えることがあり、陰部前庭炎、子宮内膜症、尿道憩室なども関係していますが、骨盤や膣の手術などから起こる場合もあり医師へ相談が必要です。
又、挿入障害とは心因性が原因していることが多く、性行為への嫌悪で膣が痙攣して挿入を受け入れない状態です。

夫婦だから性行為をするのは当たり前、旦那がやりたい時に受け入れるのが妻の役目との考えは大間違いです。
男性のED(勃起不全)も女性のFSD(性機能障害)も心因性から来るものも多く、お互いが相手に気遣い、尊重し合える関係作りが重要ではないでしょうか。

<参考文献>
https://allabout.co.jp/gm/gc/463776/