2017/06/23

勃起不全の診断方法

男性はホルモンを制御する脳から血管を通して陰茎に血液を送り正しく作用させることで勃起をすることができます。そのため勃起不全が引き起こす原因は多くあります。物理的なものや(病気など)、精神的なものなどが主要な原因になります。

心臓病や糖尿病、高血圧、肥満などは勃起不全の物理的な原因にあたります。また神経や動脈の損傷が勃起不全を引き起こす場合もあります。運動不足、飲酒、喫煙なども勃起不全を引き起こす可能性があります。

精神的なものとしては、うつ病や、不安、ストレス、緊張などがあげられます。パートナーとの関係性も大きく影響する可能性があります。

このように勃起不全は考えられる原因が非常に多いため、医師に自分に合った最善の治療法を見つけてもらうようにすると良いでしょう。

なぜ勃起不全になってしまったかを調べるために以下のような診察があります。

▪問診

医師は勃起不全になった理由を過去の性行為のことなどを参考に調べることがあります。
なぜなら勃起不全の明確な原因を調べるため、まず精神的な問題なのか物理的な問題なのかを知りたいためです。
過去の手術、現在の服用している薬、持病、生活習慣についてなど質問が主になります。

▪身体検査

医師は陰茎や睾丸などに異常がないか調べます。神経に問題がないか、血液の流れに問題はないか、またはホルモン状態を確認するために脱毛や胸なども同時に調べることがあるようです。

▪血液および尿検査

過去の病歴に基づいて医師は血液検査や、尿検査をする場合があります。これらを行う理由として糖尿病、心臓病、腎臓病、ホルモンバランスなどを調べることができるためです。

▪勃起テスト

通常男性は寝ている間に3~5回ほど勃起をしているといいます。これが正常に起きているかをチェックします。
もし寝ている間に勃起作用が起きている場合は、勃起不全が精神的な原因である可能性が高いようです。

▪超音波検査

ドップラー超音波と呼ばれるこの検査は、陰茎への血流をチェックする方法です。
棒のようなものを陰茎の上に置き血液の流れを検査します。

▪カウンセリング

医師が精神的な原因があると判断した場合、専門のカウンセラーを紹介してくれる場合があります。カウンセラーはうつ病や不安、緊張、ストレスなどの原因を一緒に改善してくれます。
またあなたがパートナーとの問題で勃起不全を患っている場合、医師はパートナーとの通院を進めてくるかもしれません。理由としては勃起不全についてパートナーにも理解してもらうことで症状が軽減する可能性があるからです。