2017/06/16

陰茎血行再建術と勃起不全

陰茎血行再建術は、勃起不全の症状を持つ男性が勃起をする、勃起を維持できるようにする勃起不全治療のひとつの方法です。これは局所的な陰茎の血流障害を改善する事によって、 勃起不全を改善する手術療法です。
主に事故や外傷により起きる疾患であり、例としては自転車に乗っている際にサドルに陰茎が圧迫され動脈性勃起不全が発症しやすくなるなどです。
陰茎血行再建術の手術は技術的には難しく、手術代も高く必ず成功するとも言えない方法ですので医師はあまりすすめていません。

■効果はあるのか

陰茎血行再建術による勃起不全の改善率は、手術後5年以内で見るとおよそ80%ほどです。手術後すぐに効果が現れ勃起不全が改善される場合もあれば、1年たってから効果が現れる場合などがあります。手術後の血管障害の状態などで効果が左右されるようです。
勃起不全の治療法はいくつかありますが、手術を必要とする治療法は体に大きな負担になります。
もし可能であれば医師に相談し、勃起不全治療薬など手ごろなものから試しそれでも効果がなかった場合は陰茎血行再建術の手術などを行うと良いでしょう。