2017/06/08

肥満症と勃起不全

ある研究によると肥満症と勃起不全には密接な関係があると言われています。パートナーが肥満症だった場合協力し合いダイエットをしましょう。ダイエットにより魅力的、健康的になることができるでしょう。

■テストステロンと肥満症の関係性

血液中のテストステロンの減少が勃起不全にどの程度影響を及ぼすかははっきりしていませんが、テストステロンが性行為を促進するホルモンであることは明らかです。

肥満症は血液中のテストステロンを減少させることが研究で示されています。具体的には通常体系と比較しウエストのサイズが4㎝増えるとテストステロンが減少する確率は75%にも及びます。

体重が通常より多く、勃起不全の男性は血液中のテストステロン量を検査した方が良いでしょう。医師に相談し、投薬や体重を減らす方法を考えることで勃起不全が改善される可能性があります。

■血管の健康状態

勃起不全はその他の体の不具合を知らせるサインにもなります。

勃起をするには血液を陰茎に送る必要がありますが、肥満症の場合脂肪が血管を詰まらせ正常に血液を送り込めなくなっている可能性があります。

ここについても医師に相談し体のコレステロール値を測ってもらい対策を考えましょう。

■医薬品による治療

体重を減らす薬には勃起不全を引き起こす可能性のあるものがあります。

高血圧の薬や利尿剤、胸やけの治療薬、鎮痛剤などに含まれます。これらの薬を処方してもらう前に勃起不全になる危険性について医師と話をすると良いでしょう。

■心理的原因

肥満症の人は体質などの他に様々な理由で太ってしまったということもあります。

そのような理由の中にはストレスやうつ病などがありますが、勃起不全もまたストレスやうつ病で引き起こす可能性があります。しかしうつ病の薬などには勃起不全を引き起こすものもあるため専門の医師に相談し、場合によっては専門家のカウンセリングを受けた方が良いでしょう。

■運動

運動は余計な脂肪を燃焼させ、ストレスも軽減しさらには勃起不全のリスクも減少させることができます。例えばランニングやウォーキング、サイクリングなどを週に5日30分程度でもおこなうことでこれらの症状を改善することができます。また適度な運動をすると、そのあと約12時間気分を上昇させられるとも言います。

自分に合った運動方法を医師に相談し最善の運動プログラムを作ってもらうのも方法の一つです。